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Posted by ミリタリーブログ at

2012年05月04日

Operation Hammer Down II

今日は、2011年7月にアフガニスタンにて遂行された、反政府勢力に対する包囲攻撃作戦、「Operation Hammer Down II」について現地で撮影された写真と、そのレポートの内容を空軍の目線から追いかけてみます。



パキスタンとの国境沿いに位置するカンダ村周辺をパトロール中のシニアエアマンを撮影した写真。この隊員はJTAC資格取得者です。彼らは「Operation Hammer Down II」における航空支援の調整役として、バグラム空軍基地から進出しました。



同空軍基地に所属するF-15E、F-16は、JTACに誘導されながら目標に対する精密爆撃、ならびに地上の友軍に対する航空支援を展開、多大な戦果を上げています。

上空で指示を待つパイロットに対するJTACのコミュニケーションルールと技術は日々向上しており、現地の状況報告、ターゲットならびに友軍の位置関係の指示、爆撃後の評価報告までを一連のパッケージとして提供しています。



空からの援護を得て、地上の友軍は相手よりも優位に立ったまま、戦闘を進めることができます。

但し、たとえ優勢な空軍力を持っていたとしても、使い方を誤れば友軍にも大きな犠牲が出てしまう可能性があるため、航空戦力を適切に導くことの出来る技能を持ったスペシャリストは、今や必要不可欠です。



現地の天候が不順な中、176時間に及ぶ航空攻撃が続けられ、結果として「Operation Hammer Down II」は当初の目標を完遂しました。空軍のスペシャリストが場所を変え、回線を変え、戦地を暗躍する様は想像に余りあるものがあります。




さて、最後にオマケ。

東京のお友達Sさんへ「こんなん撮ったよ」と、フィールド内で撮ったのがバレバレの写真を送ったところ・・・




速攻で戦地画像になって帰ってきました。



仕事早すぎ!

  

Posted by ヨッシ at 17:32Comments(0)ミリタリー